2021年4月23日金曜日

函館山と胞子

どうも!
研究室での生活に少しずつ慣れてきました、仲村です。

最近は授業も始まり、忙しい日々を過ごしております。履修計画の段階ではこんなはずじゃなかったんだけれど…

そんな合間を縫って外に生物の観察に行ったり、甘いものを食べたりなどなど
癒しの補給をしながら頑張ってます👍



📷函館山でカメラ練習

カメラの練習がしたいという気持ちがあふれて函館山に登ってきました!
マスクをしながら山を登るのは結構大変でした💦



登り始めてすぐのところに早速ゴジュウカラさんがいたのでパシャリ🐦
樹の側面を器用に移動できるのはすごいですね
頭を真下にして血が上らないのかが心配です笑


その後、登ってる最中は鳥の声は聞こえるのですが姿を見ることはできず…。
ですが、途中のベンチで休憩しているときにネコさんが近寄ってきてくれました😻

とても人馴れしてる様子でした。ほんとめんこいこと



山頂につくと柵にハシブトガラスさんが!!

貫禄がありますねぇ。
ずっと止まっててくれたので写真が撮りやすい!



ちなみにこの日はめちゃめちゃ天気が良かった🌞






降りる頃には日が暮れてきました。
カラスの大群が山に帰ってくるタイミングと被ったのでだいぶ不気味な雰囲気に…👻


今回一番のお気に入り写真です

 

次の日はちょっとだけ筋肉痛になりました笑
運動しないとなぁ…

 

スパンは短いですが来週、また函館山に行く予定があるので今度はもっとたくさんの鳥を撮影できるように頑張ります💪





🌸春といえば?

皆さんはといったら何を思い浮かべますか?











お花見、卒業式、入学式、桜餅 などなど
たくさんありますよね。


そんな中でツクシを思い浮かべた方もいらっしゃることでしょう。…いないとか言わないで


ツクシはスギナという植物の胞子茎という部分のことを指します(ツクシとスギナは根っこでつながっている)
       数年前まで、ツクシが成長してスギナになるものだと思っていました

大学に生えていたツクシ




スギナはツクシの上部にある膨らんだ部分(胞子嚢)から胞子を飛ばして繁殖しています
胞子を出し切っていないツクシ(左)と出し切ったツクシ(右)


 

ツクシの胞子は面白いという話を聞いたことはあったけれど、きちんと観察はしたことがない…。

 

そこで、大学内に生えていたツクシの胞子を顕微鏡で観察してみました。




まずは、白い紙の上に胞子を出してみました。
分かりづらいかもしれませんが、緑色で少しふわふわしています



いざ、プレパラートに乗せて顕微鏡で観察! 
    倍率を確認するのを忘れました…


胞子は丸く緑色をしていてそこから4本の腕(弾糸)が生えています

乾燥している状態では弾糸は写真の様に伸びています。



ここに水を数滴たらしてみるとなんと!




弾糸がくるくるになります!

湿度の違いでこうなるみたいです

天気がよく乾燥したタイミングで風に乗って遠くへ飛んでいくための工夫ですね
生物は本当に上手くできてるってことを実感しました


乾燥した胞子を観察している間にも湿度の変化によってうねうね動くので見てて楽しかったです😄


これからも、色々な実験や観察をして授業への活用方法を考えていきたいと思います!


最後まで読んで頂きありがとうございました!

なかしょう