2017年7月28日金曜日

アメシロ学内樹木ツアー

 
 こんにちは、高松です。最近は程よく過ごしやすい気候が続いていて、屋外での調査がしやすくてうれしいです。こも巻きもひと段落してほっとしています。

 7月27日に長谷先生とアメシロ組で、アメシロによる学内の樹木の被害状況を確認してきました。ついでに被害樹木以外の学内の樹木の樹種も教えていただきました。

  山吹色で有名なヤマブキやアジサイ、そしてボケというユニークな名前の木が花をつけていました。私にとって、ボケはあまり聞きなじみのない花だったのですが、織田信長が家紋にしていたという話を知り、すごそうな花だと思いました。


ヤマブキ 

ヤマアジサイ


ボケ


 おまけです。
 ツアー中にハトを見つけたのですが、なんだか違和感。
 
ハト

もう一段上の電線にとまった方がストレスがなさそうなのですがどうなんでしょう。
逆に、1番上は首を置くのに最適な高さなんでしょうか。


 

2017年7月27日木曜日

帰省であの姿を探す…!

こんにちは!
お久しぶりです、岩倉です。

今回は先日帰省した際の写真を載せたいと思います。

函館から特急の電車で約3時間程揺られると見えてきます。苫小牧と言うところです。
製紙工場の煙突がすぐ見える工業都市です。

陸橋から見た製紙工場の煙突
(夜景撮ればよかった…)

苫小牧には白鳥が毎年やって来るウトナイ湖があるので、鳥好き(特に白鳥好き)ならご存知かもしれません。
幼少期にはよくウトナイ湖に連れて行ってもらいました。
ちびっこの私は水にプカプカと浮かぶ白い大きい鳥にも臆せず、餌を放り投げたものです……
(今は禁止されているようです!絶対に真似しないでください!)


写真の撮れていない白鳥のことはさておき…
まずはこちらをご覧ください!











\ジャジャーーン/
/カササギさんだぞっ\

そうです、カササギです。
400年ほど前に九州に移入したと言われています。
そして北海道では90年代から定着し始めたそうで、現在道内で最も多くのカササギが繁殖しているのが苫小牧だそうです…!

青と白のカラーがきれいな、長い尻尾が目立つ鳥です。
鳴き声も特徴的で「キャッキャッ」とか「カシャカシャ」と聞こえます。
一度興味を持ち始めて意識するようになると、あのきれいな姿を探してしまいますよね……
恋みたい……(←?)


みなさんも住んでいるところの生き物にもう一度注目してみると新たな発見、新たな楽しみがあるかもしれません…!

2017年7月25日火曜日

君は「おらいも君」を知っているかっ!?


三上研では、しばしば江差に調査に行きます。

函館市から1時間40分くらいと割と近いので、行きは良いのです。
が、帰りはやはり疲れていますし、リフレッシュが必要です。
そこで、厚沢部によく立ち寄ります。

必ず立ち寄るのが、厚沢部の道の駅です。ここでソフトクリームを食べます。私は、ソフトクリームにはちょいとばかしうるさいほうですが、たぶん、ここのソフトクリームは道南です。

さて、この道の駅もそうですが、町のいたるところにいるイメージキャラクターが「おらいも君」なのです。モチーフは厚沢部が発祥の地であるメークイン。

「おらいも君」は、いちおうゆるキャラの1つとみなされます。
が、たぶん、ゆるキャラではありません。
きっと緩くない人生を送っていると思います。

今から、おらいも君のバリエーションと、私の勝手なストーリーを展開しようと思います。

おらいも君の誕生日は、昭和59年5月11日です。
↑これは、まだ幼い頃のおらいも君です。
こんな幼いころからイメージキャラクターとして活躍しています。
拡大するとこんな感じ↓。

胸には、厚沢部の「ア」のマークがあります。
まだ小学校に上がる前でしょうか。

たぶん、同時期のおらいも君です。
すでに町の顔になっています。

これは、小学生くらいのおらいも君。
まだかわいい盛りです。

 
これは、中学生のころくらいでしょうか。
ぐれもせず頑張っています。
  
これも中学生のころだと思いますが、明るさの中にも少し陰りがあります。
やはり、中学生、いろいろ悩むのだと思います。
 
高校生くらいになったおらいも君。
心なしか笑顔に硬さがあります。
大丈夫でしょうか。
心配です。

シストセンチュウ防除についても宣伝します。
その顔は、すこし怒っています。
演技なら良いのですが、そうではないのかもしれません。
心配です。


さて、ここからが問題なのですが、このあとしばらくおらいも君の姿がないのです。
17歳くらいから20歳くらいのおらいも君の姿です。
高校を卒業してどうしてしまったのでしょうか!?

私の推測では、一旦、厚沢部町から離れたのではないかと思います。
若いころは、いろいろ悩むものですから。


そして、なんと帰ってきたと思ったら、自動車修理工になってしまったおらいも君。
明らかに二十歳越えの様相です。
農業はどうしちゃったの!?
厚沢部の農業の明日は、おらいも君にかかっているのではなかったの!?
 
一人でお風呂にはいるおらいも君。
しかし、その顔には陰りはありません!
たぶん、町の外でいろいろやんちゃをやらかして、町に帰ってきて、修理工として体を動かし、親方と語らい、自分を取り戻したのだと思います。
 
そして、なんと転機が訪れます!
おらいも君に彼女ができるのです!
名前はさつきちゃん!
 
迷いのなくなった顔をしています。
地元で彼女もできて、気持ちが安定したのでしょうか。
 
そしてとうとう娘さんも生まれます。
名前はポテコちゃん。
名前に愛が深すぎます。
やはり農業を忘れてはいません!
 
車の免許も持っているおらいも君!
 
とうとう、家族風呂にも入るようになりました!
家族総出で、ゆであがらないか心配です。
 
家族みんなで、厚沢部の顔になった元気なおらいも君!
三上研はおらいも君を応援しています!

・・・が、少し心配なこともあります。
それは、また続報で!


余談
おらいも君はマンホールカバーにもいます。
町に帰ってきて自動車修理工をしているころでしょうか。
お金があるので、スキーをしています。 
まださつきちゃんと出会っていないようです。
写真をよく見ると、トマト、ジャガイモ、ニンジンなども描かれています。 

そのカラーバージョン。
このカラーは・・・・良いのでしょうか・・・。
やはり、カラーマンホールはいらないと思います。
三上

2017年7月21日金曜日

もふもふともふもふ

こんにちは、田中です。


今回のブログは2本立てです。
内容は、先週7月13日の江差調査、18日の函館山実習です。


13日の江差調査のメンバーは先生、江差組(田中田)の三人です、場所はおなじみ鴎島


江差に到着し、いつもカモメを観察している地点を見ると……
全然いない‼‼

その日は珍しく晴天で風もあまり強くないというのに……
というのも、暑いからでしょうね。海上とはいえ、こんなに日が照っている場所にいたくはないのでしょう、だって、暑いから。
「あつい、あつい…」と嘆くウミネコ
暑いせいで、コイツはずっと口を開けていました。かわいいです。

ちなみにいたのは、ウミネコ、オオセグロカモメでした。最早おなじみです。


天気が良いことは滅多にないので、観察終了後、鴎島を登ることに。

橋を渡って小さな入り江へ。

遠目ですが、オオセグロカモメ。
おお、オオセグロカモメがいました。
その横には……

キウイ!?
もふもふでピントが合いません。
…ではなくオオセグロカモメの雛です。
親に似ず可愛い目をしていますね。お父さんとお母さんはこんなに怖い顔しているのに…↓
首を傾げて可愛いポーズ。あざといかよ。
子供の監視、おかあさん(多分)

たくさん撮ったので、たくさん載せますね~~。
暑くて水辺に座り込む。
ちょこんと座ってかわいいかよ。
二匹してちょこんと…かわいい…、右は眠そうです。


「何見てんだ…」……怖いですね~

対して右のは、眠くてそれどころではないみたい。

大きいあくび…

「「何見てんだ」」…二匹で睨まれると迫力が…でも可愛い。

こっちも眠いみたいです。

近くではカラスも鳴いており、雛を狙っているらしいとのこと…心配ですが、無事に大人になって欲しいです。
それは家族だけでなく、親戚だろうか他人(他鳥?)だろうか、みんな願うことなんでしょうね。
雛を見守る叔父さん(多分)

(蛇足ですが)鴎島、といいますか江差には義経伝説があるそうな。

弁慶の足跡、弁慶の馬だかなんだかが、この鷗島に残されているとかいないとか。

あえて写真は載せませんので、興味のある方はぜひ江差へ見に来てください。
弁慶の足跡を見た田中の感想は「でかいドラ○もんの足跡……?」でした。感受性に乏しい人ですね。
スズメ(左下)とカワラヒワ(右上)

一通り見終わり、長――――――い階段を下っていると、
先程まではいなかった大量のウミネコ。どこに隠れていたんでしょうね。


次は18日の函館山実習

田中は2回目の参加で、まさか参加できるとは思っていなかったので、山登りにあるまじき短パン……虫に刺されず終えることが出来ましたが、怖かったです。
※ヘビなどもいるらしいので。


私は中川さん、中田と共に行動していました。
途中で見つける花や葉っぱを見ては写真をバシャバシャ。楽しいです。
葉っぱに伸長を越される中川さん
葉っぱに喧嘩を売る中田

キツネノボタンが何か分からず、検索して出てきた名称に爆笑しながら登っていました。
キツネノボタンさん。



前回とは違い、鳥の声がいっぱい聞こえ、奴らの写真を撮ってやろうと意気込んでおりました。


が、姿は見えず。がっかりですが、キビタキオオルリなどの声が聞けて(録音もしました)ハッピーです。

して、今回は普段のルートとは違い千畳敷コースを行ってみることに(先生の許可有)。


雨女二人といるせいか、霧が濃い濃い…(笑)

そして、鳥の声がいっぱい、姿もいっぱい見えるところで三人が見た、撮ったものは……



シマエナガ‼‼‼‼

最初はシジュウカラの声しか分からなかったので、撮っていると中川さんが「エナガでは……」と言い、確かに函館山にはエナガがいるということは知っていましたが、まさか出逢えるとは思わず、躍起になって写真を撮っていましたが、
…よく見ると尻尾が…(これはエナガではないのでは??)

こんなのしか撮れずがっかりしていると、


第二のエナガスポットが!!

今度は綺麗に撮ろうと頑張ってカメラを構えました。

頑張った結果です。

こっち見てます。

もっふもふのお腹。

「かわいい」といわれるけど「かっこいい」と言われてみたい…

エナガの雛でございます。

いっぱい撮ったのでいっぱい載せました。(二回目)
かわいい。
かわいい。


大興奮でシャッターをずーーーーーーっと切って切って切りまくりでした。

本当にエナガたちに会えて感激です。
写真が撮れて感激。本当に嬉しいのです。


が、山頂に集合しなければいけない時間まであと××分。

え……もちろんダッシュです。

まだまだ周囲には鳥たちがいました。立ち止まりたい気持ちでいっぱいでしたが、間に合わないとバスに置いて行かれてしまうということで、泣く泣くダッシュ。違う意味で泣けてきました。


無事にバスにも乗せてもらって、帰路へ。
その道中も色々楽しい事がありましたが、割愛。



最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
次はきっと料理ブログとなるでしょう。さようなら。