本日、2025年8月10日は、6つの惑星が並ぶ「惑星直列」が起こる日。
早起きして、日の出1時間前の午前3時に観察しました!
惑星直列とは、複数の惑星が同時に太陽の片側に集まる現象。
今回は、夜明けの約1時間前に水星・木星・金星・天王星・海王星・土星が空に一列に並び、しかも満月とも重なるという絶好のタイミングでした。
(参考:https://starwalk.space/ja/news/what-is-planet-parade)
いざ空を見上げると、五稜郭タワーのある東の空に、星よりもはるかに明るい木星と金星が輝いていました。(見間違いでなければ…)
上手く撮れていないのですが、五稜郭タワーの上に木星と金星が光っているのが見えるかと... |
西の空では、雲の切れ間から土星らしき光、双眼鏡を使って海王星も確認できました。
残念ながら、天王星は雲に隠れて見えず、水星は太陽に近く、その明るさのため見えなかったです。
それでも、星と月以外の惑星を複数同時に観察できたのは初めてで、とても感動しました。
満月はきれいに撮影できました |
観察のあと、函館の街が朝焼けに染まり、空がだんだんと明るくなっていく様子は本当に美しく、映画『小さな恋のメロディ』のオープニングを思わせる光景でした。
今日の一番鳥でした! |
フェニックスにも見えなくない形の雲 |
ここ数日の早朝にも、まだ惑星直列観測のチャンスがあるそうです。
もし早起きできたら、ぜひ見上げてみてください。
今回の天体ショーにぴったりだった音楽は、映画『ハウルの動く城』の中で、ハウルがカルシファーと出会う場面に流れるフリューゲルホルンの音色が流れる「星をのんだ少年」。
柔らかくも神秘的な響きが、夜明け前の空によく似合っていました。
(映画本編ではフリューゲル・ホルンですが、このコンサートではトランペットのようです。)