2025年5月28日水曜日

緑の町に舞い降りて -Ode of Morioka-②

こんにちは!千葉です。

前回の記事①に続いて、岩手に帰省した際の紀行、第2弾をお届けします!

第2弾は、紫波町の道の駅と滝沢森林公園を巡りました。


まず道の駅「紫波」に立ち寄りました。

というのも、数週間前に家族がここを訪れた際、「ツバメがたくさん飛んでいたよ」という話を聞いたからです。

実際に行ってみると――いました、いました!



十数羽のツバメが勢いよく飛び交い、巣もいくつか確認。
中には、巣から顔を出して鳴くひなの姿も。
人に慣れているのか、カメラを向けてもまったく動じない様子でした。


続いて訪れたのは、実家の近くにある滝沢森林公園。
最近になって、ここが「野鳥観察の森ネイチャーセンター」という名称で親しまれていることを知り、さっそく訪れてみました。
(公式サイト:https://takizawa-fp.studio.site/)

到着してすぐ、目の前に現れたのは、元気に飛び交うヤマガラたち。
中でも、森林公園内に設置された巣箱から出入りするヤマガラの姿は印象的で、そのスリムな体に思わず「細っ!」と声が出そうでした




さらに園内を歩き進めていくと、あまり見たことのない色合いの鳥が。
あとで三上先生に写真を見ていただいたところ、キビタキのメスだと判明!
なんとその後、もう1個体、別のキビタキのメスにも出会うことができました。







丸太小屋風のネイチャーセンターの中には、野鳥や巣の模型展示があり、観察だけでなく学びの場としても充実していました。

特に驚いたのが、ガラス張りの観察窓
そこからは、ヤマガラ、シジュウカラ、スズメ、ハシボソガラス、アカゲラなど、複数の野鳥が同じ空間で過ごしている様子を間近に観察することができました。

その中から、リンゴをついばむヒヨドリの一枚をお届けします!




今回も、ユーミンの「緑の町に舞い降りて」にまつわるトリビアをひとつご紹介します。

この曲が生まれたきっかけは、いわて花巻空港に降り立つ際、飛行機から見えた盛岡の景色
ユーミンが「MORIOKAという響きがロシア語みたいに聞こえた」と語っていたというのも、ずっと地元にいると気づけない視点ですよね。

また、2番の歌詞にある「銀河の小説」は、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を指しているそうです。
現在のいわて花巻空港には、ユーミン直筆の歌詞を刻んだレリーフも設置されています。

今回は、カバーアーティスト・ユーミソさんのバージョンでぜひ聴いてみてください。