おらいも君は3人家族です。「おらいも君」と、奥さんの「さつきさん」、そして娘さんが「ポテコちゃん」です。
昨年末、そのおらいも君に新たな家族が加わるということで、名前の募集がありました。
おらいも君を応援している私としては、いろいろ考えて応募しました。
まず考えたのは、お姉さんの名前である「ポテコちゃん」とのバランスです。厚沢部町としては、男の子に突飛な名前をつけるはずはないだろうと考えました。たとえば、うちの研究室の卒業生は「みらいも君」という素晴らしい名前を考えつきました。しかし女児に「ポテコ」、男児に「みらいも」なんてつけたら、今の世の中炎上しかねません。厚沢部町は無難な名前を付けざるを得ないだろうと推測しました。
また名前の接尾詞です。「おらいも君」「さつきさん」「ポテコちゃん」と来ていますから、これらの接尾詞は使わないだろうと考えました。どれかを使うとバランスが崩れてしまうからです。
そこで私が考えに考えてたどり着いたのは「ジャガっち」という平凡な名前でした。「ポテコ」と「ジャガ」で、名前に愛の差のない一姫二太郎です。接尾詞も問題ありません。むしろ江差の「しげっち」と将来的にはコラボできるようにと配慮もしました。「こんなに気を使った名前は他には無い」ないというくらいの出来だと思っていました。
しかし!厚沢部町が発表した名前は「はぜるくん」でした。自分の案が採用されなかったのは正直悔しかったですし「その名前は語感的に大丈夫なのか!?」と思いもしましたが(私にはキラークイーン的な何かを思い浮かべてしまいます)、一方で「厚沢部町、やるなっ!」というのも素直な感想です。空気を読んで無難な名前に落ち着く、とならなかったのは良かったのではないでしょうか!
で、前置きが長くなりましたが、先日、以下のような郵便が届きました。
封筒には昔のおらいも君がいます(私の判定では中学生のおらいも君です)。
中に入っていたのは、お礼状(落選通知)。
そして、クリアファイル(左)、ふるさと納税返礼品カタログ(中央)、レシピ(右)です。
これを機会にふるさと納税を勧めてくるあたり、攻めている感じがあって私としては好印象です。
ふるさと納税は、なんだか雲行きが怪しくなっているところもありますが(私としては、寄附文化の広まりを促進しますし、何より、応援したい地域を応援できるので良いシステムだと思っています)、そんなことを気にせず返礼品をもらって、研究室で食べることにしたいと思います。ちなみに昨年は江差のコロッケを研究室で食べました。
三上研は、江差町とおらいも君を応援していましたが、厚沢部町も応援していきます!(あっ、でも江差町には随分お世話になっていますので、江差びいきは変わりません!)。
三上