2018年7月13日金曜日

合掌造りとカイコさん


お久しぶりです松井です。 最近は試験やらなんやらバタバタしていました。結果はどうあれとりあえず筆記試験は終わったので、これからは三上研の活動ブログどんどん更新していきたいと思います! 


さて、誰もブログを更新していないこの1ヶ月強の間にあったことをぶわーっと書いていきます!


まず白川郷!

531日から62日にかけて、岐阜県の白川郷に行ってきました。




白川郷ではツバメがたくさんいたことが印象的でした。合掌造りの周りをビューンと飛んでいて、後ろからぶつかってくるんじゃないかと少し怖かったです。



この写真に写っているのは1羽だけですが…



今回の目的は三上先生の調査のお手伝いだったのですが、調査以外の時間でも事前学習も含めて白川郷の歴史や文化などに触れることができてとても有意義な時間を過ごすことができました。


白川郷のことや自分の人生について貴重なお話をしてくださった白川郷田島家養蚕展示館の館長である三島さんには本当にお世話になりました。ありがとうございました!




続いてカイコさん!
※虫のカイコです。これから写真が出てくるので苦手な方は薄目で見てください。


三上研では5月の末頃からカイコを育てています。
このカイコは大学の地学の先生である紀藤先生から卵から孵ったばかりのものを頂きました。


カイコが幼虫の姿でいる期間は約1ヶ月で、その間桑の葉をもりもり食べて大きくなり、そして口の下から糸を出して繭を作ります。そして繭が完成してから約2週間で成虫になって出てくるそうです


我が研究室にやってきて1週間ほどたったカイコさん(2018年06月06日)
 
やってきて2週間ほどたったカイコさん(2018年06月13日)

やってきて3週間ほどたったカイコさん(2018年06月20日)

やってきて4週間ほどたったカイコさん(2018年06月26日)

3週目から4週目にかけてぐんぐん大きくなりました。



この日一番早い子が繭を作り始めました。(2018年06月26日)




個人的な感想になってしまうのですが、この一番はじめの子が繭を作り始めたとき、嬉しさともう一緒に過ごせなくなるという寂しさで複雑な気持ちでした…。立派になってほしいけどずっと可愛い幼虫でいてくれという気持ち…。どちらかというと寂しさの方が優勢でした…。


うちのカイコは先週末に全員が繭を作り終わったので、遅くとも来週中には成虫になって出てくるはずです。
(繭を作ったカイコのうちの半分は茹でて糸を取るために、冷凍庫行きになりました。とてもつらい。)



私はもともと虫が特別好きなわけではなかったので、カイコにはまるとは思わなかったのですが、カイコと過ごしていく時間が増えていく中でカイコのことを好きになりました。


まさか自分がカイコを見て可愛い可愛いと連呼するようになるとは思わなかったです…。
(桑の葉を食べるときに前腕らしきもので葉を押さえながら食べる姿が特に可愛い。)
(ひっくり返ったときにバタバタする後ろ足らしきものも可愛い。)
(カイコの全部が可愛い。)


試験勉強で疲れていた私をカイコさんたちが癒してくれました。ありがとうカイコさん。カイコセラピー…。

いま繭の中で成虫になろうと頑張っている約25頭のカイコさんたちに会えるのが楽しみです!
がんばれカイコさん!!!


※畑の野菜については後日藤岡くんが更新すると思います。(たぶん)


最後は私の一番のお気に入りカイコ写真で締めます!
最高に可愛い!!!

最後まで読んでくださりありがとうございました!